2016.2.4 清水 卓也

ひっさしぶりの友人と出会ったのですが、彼はプライベートサロンを開いていました。ネイルサロンです。
しかし変わっているのはネイルはあんまり推していないところでした。
可愛い猫がいるんですが、その猫を店長に任命して猫についてブログをアップし続け、猫の成長をお客様と共有、喜びを分かち合うサロン。
メインのネイルはもちろんちゃんとした技術をしているんですが、そんなことより猫!というスタンスを貫いているそうです。
「そんなことより」
と言っちゃうのは賛否両論かもしれませんが僕はネイル施術という「商品」にフォーカスしていない、お客様の感情にフォーカスしている姿を感じたように思います。
今の時代、モノは溢れています。
こちらが提供するモノではなく、お客様の体験とワクワク、癒し、楽しみ、応援、母性といった性や感情にアプローチしようと努力しているように見えました。
そして斬新に感じたのですが、
よく考えたら
ネイルサロン × 猫カフェ
みたいな掛け合わせの発想のような。
何かと何かを掛け合わせる。
ことで斬新を生むこと。
感情に焦点を当て、なんか新しいモノ無いかな、という視点を捨てること、
大切なんじゃないかと思う再会でした。